高齢者に多い!治療の最新事情

高齢者に多い!治療の最新事情

爪水虫が高齢者に多いというのは、皮膚科の医者で、爪水虫を治療しているなら周知の事実ですが、そもそも水虫や爪水虫の存在を知らない人は、まず爪水虫ってなに?

 

となると思いますが、水虫の感染原因となっている白癬菌が爪に感染することで発症する爪水虫という病気があります。爪なので水虫と違って痒くありません。

 

この爪水虫のほとんどが高齢者だというデータがあるのです。なぜなら、高齢者は老人ホームやデイサービスを利用し、毎日お風呂に入ることがあまりないから。
というのが一つの理由だそうです。

 

しかも、痒みがないし、ミュールやサンダルをはいておしゃれをすることがないために、爪水虫に感染していること自体に気づかないために、治療が遅れます。
治療しないと、自然治癒のない爪水虫は悪化するばかりで、爪の変形、凹凸、変色などが激しくなり、痛みや腫れなども出てきて治療以前に歩行困難になることがあるそうです。

 

たかだ水虫なのですが、爪水虫が悪化すると足先に力が入らず、歩行困難になるそうです。

 

そして、老人ホームなどでは集団生活で他人とバスマットなどを共有し、高齢者だから入浴も週に数回で、普通の人と違って毎日入ることがありません。
だから余計に白癬菌が老人ホームなどで蔓延しているのです。

 

高齢者が爪水虫に感染した場合、そこから波及する高齢者特有の第一のリスクは、「歩行の安全が脅かされる」ことです。
実は、人間は歩行するときに足の指で微妙なバランスを取っています。

 

更に言えば、微妙でデリケートなバランスや感覚の微調整は、足の爪が行っています。
足の爪は、歩行する際のセンサーのような役割を果たしているのです。

 

それが爪水虫に感染することによって、足の爪が肥厚したり白濁、変色したりしてボロボロになってしまうと、昆虫の触覚がもげてしまったのと似たような状態に陥ってしまいます。

 

また、高齢者は免疫力も低いために、普通ならなかなか感染しない白癬菌に短時間で感染してしまうことも原因の一つのようです。
そして、爪の変形や痛みなどに伴い、歩行困難になると、バランス感覚を完全に失ってしまい、歩行が困難になり、転倒の危険性がとても高くなります。高齢者の場合、転倒すると、骨折をはじめとして、取り返しのつかない大怪我に結び付きやすいです。

 

その転倒が原因で2度と歩行できなくなり車椅子生活になってしまう、もっと悪くすると寝たきりになってしまいかねないのです。
次のリスクは、「爪水虫治療のための飲み薬は、高齢者の内臓、とりわけ肝臓には大きな負担になる」ということです。

 

爪水虫治療のために病院で処方される内服薬(飲み薬)は、非常に強い成分のものが多く、健康な成人や若者が飲んでも副作用が大きい種類のものです。
だから、高齢者に爪水虫が多く、治療もないままに悪化している状況なのですね。